【第4回】大阪発ベンチャー企業「天創堂」とコラボレーション企画開催!

3月17日(日)、第3回ビジネスモデル企画プロジェクトを開催しました!今回は、大阪発のベンチャー企業、天創堂株式会社とのコラボレーション企画です!同社の社員と一般参加者、あわせて30名近くが参加し、大盛況となりました。

天創堂は、日本の土産物・ご当地商品を発掘し、ドン・キホーテ等に卸売りを行っています。今回のイベントでは、同社が、インバウンド顧客にご当地商品を今まで以上に届けていく方法と、新たなご当地ブランド開発について検討しました。

◆どんなイベント?

企業の経営課題に対して、様々な業界の社会人や学生がチームで成果物を作りだす、ディスカション型のワークショップです。


企業の方は、他社、異業種の人とディスカションをする中で刺激を受け、解決に向けた気づきを得られます。一般参加者は、1日という短期間で、企業の経営課題を理解、アイデアを発散・収束させることが求められ、成果物を作る中で、良質なアウトプットとチームワークの経験が得られると好評です。


▼1日の流れ

1. 自分はCxOです!アイスブレーク
2. リーンキャンパスの描き方!
3. 企業課題解決のアイデア出しとプレゼンテーション


【1. 自分はCxOです!アイスブレーク】

初対面の参加者同士の一体感を高めるアイスブレークからスタート。


今回は自分の特徴を会社の経営陣のCxOにたとえて、自己紹介をしてもらいました。「ぶっ飛んだことを考え広めるのがすきなので、CBO(Chief ぶっ飛んだ Officer)」、「食べることが好きなので、CMO(Chief Meal Officer)」など、ユニークな自己紹介がたくさん出てきました。


続けて、天創堂社長粕井様による、笑いあり涙ありの会社紹介、事業アイデアを発散させるスピードストーミングが行われ、自然と仲間意識が醸成。午後からのチームディスカッションに向けて盛り上がってきました。

【2.リーンキャンパスの描き方!】

スタッフより、多くのビジネスシーンで使われる「リーンキャンパス」を解説。各チームが発散したアイデアを収束させるためのツールとして紹介しました。


「リーンキャンパス」は事業開発に必要な要素をコンパクトに網羅したビジネスフレームワークです。類似のもので、「ビジネスモデルキャンパス」がありますが、リーンキャンパスは、ベンチャー企業に必要な要素のみに検討項目を絞り込んでいる点に特徴があります。


▼リーンキャンパスのポイント

・課題と、顧客セグメントから考え始め、次に独自の提供価値、ソリューション、チャネル…の順で考え、収益とコスト構造を検討する
・顧客のペルソナ、次に顧客課題の内容を明確し、チーム内で共通認識にすることで、議論を深めていく

【3.企業課題解決のアイデア出しとプレゼンテーション】

同社の若手社員にこっそりチームに加わってもらい、インバウンド顧客にご当地ブランドを今まで以上に届ける方法と、新たなご当地ブランド開発の2テーマに分かれて議論。

・ご当地ブランドのお土産試食と、自宅へのデリバリーサービス
・フリーズドライ製品をかわいらしくパッケージング
・特産品の収穫体験や工場で実際に作る体験ができる、体験型お土産サービス

などたくさんの提案が出ました。

企業側からは「天創堂は様々な働き方の人がジョインしている会社なので、今後の事業展開において、機会があれば皆さんと一緒に取り組んでいきたい」「やる気と好奇心ある参加者の方が集まっていたこと、楽しく学ぼうという雰囲気、良い場作り、繋がりを作られていると感じた」というコメントをいただきました。


一般参加者からは「普段、B2Bの仕事をおこなっているので、C向けのアイデア出しがとても楽しいと感じた。普段どれだけ型にはまった考え方をしてしまっているかに気づいたので、柔軟な発想をしていけるように心がけたい」「中国人などのアジア系観光客について、チームメンバーの韓国人の方から新しい視点で考えることができてよかった」「体験を突き詰めて考えることや、当たり前の中に価値を見つけることなど、たくさんのなるほどを頂いた。自社の新規事業立案にも活かしたい」などのコメントをいただきました。

第4回も大盛況に終わりました。企業参加者、一般参加者が一つのチームになってアイデアを出し合う中で、互いに様々な気づきが得られ、能力開発に繋がったと思います。


ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!


次回も乞うご期待!次回のmikachiイベントの案内を受け取りたい方はこちら